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感謝祭に七面鳥を 龍神村で外国人向けに飼育

鶏舎の一画で平飼いしている七面鳥(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
鶏舎の一画で平飼いしている七面鳥(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
 和歌山県田辺市龍神村柳瀬の養鶏施設で、七面鳥が飼育されている。地元の宿泊業者から、外国人客のもてなし用に生産を依頼されたのがきっかけ。現在は採卵のみに利用しており、来年冬から食肉用に出荷する計画。

 養鶏施設は「とりとんファーム龍神農場」。有田川町の養鶏場で修業した石﨑源太郎さん(45)が独立し2018年に開業した。妻の亜矢子さん(35)とともに、採卵用と食肉用の鶏計約700羽を平飼いしている。卵は主に田辺市内の産直店で販売している。

 肉鳥は名古屋コーチンや軍鶏を飼育。どんな種類を買うかを考える中、龍神村内でゲストハウスを運営する友人から、七面鳥の生産を打診された。アメリカやカナダの祝日である感謝祭では七面鳥の料理が付きもので、そういった国からの客が宿泊した時に提供するのが目的という。

 七面鳥のひなと卵を今年4月に仕入れ、卵は鶏舎内でふ化させた。鶏舎の一画を七面鳥用にしており、雄4羽、雌4羽がいる。現在生後240~270日。

 この8羽はそのまま飼い、春に卵をかえす予定。順調にいけば来年の冬ごろ、子の鳥を食肉用として出荷することを見込んでいる。

 県内には七面鳥の生産拠点がほとんどないという。石﨑さんは「外国人客の増加で、ニーズも多様化していると聞く。飼育環境を含め、安全で安心な養鶏をモットーとしているので、七面鳥もその一環で供給していければ」と話している。

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