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「火の用心」 消防団が年末警戒

消防団員を激励する真砂充敏田辺市長(左)=27日、和歌山県田辺市中辺路町栗栖川で
消防団員を激励する真砂充敏田辺市長(左)=27日、和歌山県田辺市中辺路町栗栖川で
 和歌山県の田辺市消防団(岩間秀幸団長)は27日、年末警戒を始めた。火災の未然防止を促すため、夜間に各分団が消防車両で地域を巡回する。

 この日、真砂充敏田辺市長が消防団の本宮・中辺路・大塔支団の計11分団を訪問し、団員を激励した。

 同市中辺路町栗栖川の分団では、車庫前に団員11人が整列。真砂市長は「団員の皆さんが現場で適宜活動してくれた。引き続きご協力いただけたら」と激励した。

 栗栖川分団の原信明分団長(46)は「火災が起きても、被害や延焼を最小限に抑えられるよう対応していきたい」と話した。

 年末警戒は県内の各市町村でも実施している。

 田辺市では30日までの午後8時~午前0時に、各分団が消防車両で警戒に当たる。

 市消防本部によると、今年管内であった火災は27日現在で30件。火災による死者は3人だった。

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