和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

ふるさと大使がまちおこしで意見交換 串本町

串本町の活性化に向けて、意見を述べたり近況を報告したりした串本ふるさと大使会議(和歌山県串本町サンゴ台で)
串本町の活性化に向けて、意見を述べたり近況を報告したりした串本ふるさと大使会議(和歌山県串本町サンゴ台で)
 和歌山県串本町は25日、同町サンゴ台のホテル&リゾーツ和歌山串本で、串本ふるさと大使会議を開いた。大使5人が出席し、田嶋勝正町長らとまちおこしに向けた意見を交換した。

 町外で活動している町出身者やゆかりの人を町長が大使として委嘱し、情報の発信や町のPRなどに取り組んでもらっている。任期は2年。大使は14人で、毎年この時期に会議を開いている。

 この日は、大阪芸術大学写真学科教授の赤木正和さん(田辺市)、サントリー元取締役の中谷和夫さん(京都府)、日本・トルコ協会会員の沼田準一さん(東京都)、語り部・かたりすとの平野啓子さん(同)、トルコのバラを使った化粧品の商品開発などを手掛ける前田裕子さん(同)の5人の大使が出席した。

 田嶋町長は「串本は今、いろいろな事業がめじろ押し」と話し、高速道路の延伸や庁舎の移転、ロケット発射場の誘致、エルトゥールル号の式典といった事業が進んでいることを紹介。引き続き大使たちに協力を呼び掛けた。

 結城力町議会議長や佐藤武治県議が歓迎のあいさつをした後、大使がそれぞれ近況を報告したり、町への意見を述べたりした。

 中谷さんは、自身がサントリーで商品の開発に携わった経験を基に「不易流行」という言葉を紹介。「『不易』にはおいしさ、安さ、安全性という要素があり、『流行』にはさまざまな要素が関係している。いろんな要素をトータルで表現できれば、多くの人を引き付ける魅力になる」と説明し、豊かな自然を活用した魅力の発信を提言した。

 また、水中撮影をしている赤木さんは、串本町の海域に4、5頭のザトウクジラが子育てに来ていることを説明。「船で近づき過ぎないなどのルール作りができれば、ホエールウオッチングが串本の一つの魅力になる」と意見を述べた。

 沼田さんは1985年のイラン・イラク戦争時、トルコ航空に救助された日本人215人の一人。学校などで自身の経験を話していることや、大使として委嘱された経緯などを話し「皆さんの意見を聞いて、もっと多くの人に串本町をPRしていきたい」と語った。

 平野さんや前田さんも、近況を報告したり情報発信の大切さなどを説明したりした。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ