和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

地元放送局かたり不審電話 高齢者から一人暮らし聞き出す

 和歌山県内で地元テレビ局などのアンケートをかたり、高齢者に1人暮らしかどうかを聞き出そうとする不審な電話が相次いでいることが分かった。

 田辺市内でも27日、不審電話の情報が紀伊民報に2件寄せられた。1件は「テレビ和歌山」、もう1件は「和歌山放送」を名乗る男が「健康に関するアンケート」の協力を求める内容。

 電話を受けた70代の女性は、普段から運動しているかどうかや、食事に気を付けているかどうかなどの質問の後、「1人暮らしかどうか」と聞かれた。夫と暮らしていると答えると、すぐに電話は切れたという。この女性は「なんで健康調査なのに家族構成を聞くのかと不審に感じた」と話す。

 テレビ和歌山の総務経理部によると、昨年夏から秋ごろにかけて4、5件、同様の電話があったと、視聴者から情報が寄せられた。同社は「そのような電話アンケートはしていない。決して答えないようにしてほしい」とし、ホームページ上でも注意を促している。

 県消費生活センター紀南支所によると、県内では「テレビ和歌山」をかたる同様の電話の報告が2018年12月に1件、19年3月に1件寄せられた。いずれも1人暮らしかどうかを聞き出そうとしており、うち1件では預金額を聞き出そうとされたという。

 同支所は「高齢の方は普段から留守番電話にしておき、録音された内容を確認してから電話に出るようにしてほしい。今回のような電話に出てしまった場合は、質問には一切答えず、すぐに切り、消費生活センターまでご連絡ください」と呼び掛けている。

 紀南支所は電話0739・24・0999。

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