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熊野が5年ぶり優勝 和歌山県高校ラグビー新人大会

近大和歌山ー熊野 後半4分、点差を広げる貴重なトライを奪う熊野(上富田スポーツセンターで)
近大和歌山ー熊野 後半4分、点差を広げる貴重なトライを奪う熊野(上富田スポーツセンターで)
県新人大会で優勝し、近畿大会に出場する熊野
県新人大会で優勝し、近畿大会に出場する熊野
 和歌山県高校ラグビー新人大会は1日、上富田町朝来の上富田スポーツセンターで決勝があり、熊野が近大和歌山に38―5で快勝し、優勝した。熊野の優勝は2015年以来5年ぶり。熊野と近大和歌山は15日に京都府で始まる近畿大会に出場する。

 決勝で熊野は前半10分、右サイドから相手ディフェンスを振り切って中央へ先制のトライ。18分にも左サイドへ抜け出してトライを奪い、ゴールキックも2本とも決めて前半を14―5で折り返した。

 後半に入っても熊野は4分、右サイドでボールをつないで点差を広げる貴重なトライを奪うと、スピードで近大和歌山を圧倒してさらに3トライを奪い、試合を決めた。

 熊野主将の佐久間流夏君(2年)は「準決勝の和歌山工業戦で出た課題を改善しようと取り組み、強みであるディフェンスやアタックの強さを出すことができた。これからの県大会でも優勝し続けたい。近畿大会で自分たちのラグビーがどれだけ通用するか楽しみ」と喜びを語った。

 熊野の瀬越正敬監督は「最後まで集中して戦うことができた。近畿大会は強豪ばかりだが、しっかり最後まで食らいついていきたい」と話した。

 この日は、準決勝で敗れた和歌山工業と那賀の春季大会第3、第4シード決定戦もあり、和歌山工業が61―12で勝った。

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