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ウスイエンドウ収穫ピーク みなべ

例年より早く収穫のピークを迎えているウスイエンドウ(30日、和歌山県みなべ町山内で)
例年より早く収穫のピークを迎えているウスイエンドウ(30日、和歌山県みなべ町山内で)
 和歌山県みなべ町で露地栽培のウスイエンドウが収穫のピークを迎えている。今年は暖冬の影響で、近年にないくらい収穫時期は早まっているという。

 JA紀州によると、管内は全国有数のウスイエンドウの産地で、みなべ町内での栽培も盛ん。収穫期が12~5月ごろのハウス栽培と10~12月ごろと4、5月ごろの露地栽培があるが、露地ものの春の収穫期が今年は2週間から10日ぐらい早い感じだという。

 町内では露地栽培の農家は約115戸、面積は約11ヘクタールという。昨年は、同JAみなべいなみ豆部会で約200トンの露地ものの生産があった。

 同町山内の形部博章さん(33)は約8アールで露地栽培している。生育は例年より1週間から10日くらい早く、23日から収穫を始めた。昨年より品質は良いが、着果数は少なめで、4月中には終わりそうだという。形部さんは「豆ご飯や焼きウスイにして食べるのがお薦めです」と話している。

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