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観光協会が持ち帰りグルメ応援 田辺市でキャンペーン

 新型コロナウイルスの感染拡大で経営に大きな打撃を受けている飲食店の力になろうと、和歌山県田辺市の田辺観光協会は5月3日~6月30日、キャンペーン「あがらであがらの飲食店を応援しよう」を実施する。市内でテークアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)サービスをしている店を紹介したチラシを作成。参加店舗で購入した人を対象に、抽選で特産品をプレゼントする。

 外出自粛の影響で来店客が激減する中、テークアウトやデリバリーに活路を見いだそうとする飲食店が増えている。

 キャンペーンでは、各店が提供する弁当やオードブルなどの情報を載せたチラシを作り、新聞折り込みやホームページ(HP)を通じてPRする。

 さらに、期間中に参加店舗で累計1万円以上購入した人を対象に、観光協会が抽選で地元の特産品を贈る。当選者数など詳細は未定。

 観光協会事務局は「各店舗の取り組みを市民の方々に知っていただき、購入するきっかけにしてもらえたら。厳しい状況が続く飲食店の力になりたい」と話している。
参加店舗を募集

◇ 

 田辺観光協会は、応援キャンペーンに参加する店舗を募集している。4月25日まで。

 参加の条件は、市内でテークアウトやデリバリーのサービスを提供している飲食店など。会計時に、レシートなど購入金額を証明できるものを客に渡すこと。

 参加は無料。申込書に必要事項を記入し、観光協会事務局へ持参かファクス(0739・22・9903)、メール(kankou@city.tanabe.lg.jp)で申し込む。申込書は観光協会のHPから入手することができる。

 申し込みが26日以降になった場合は、HP上でのみの紹介になる。

 問い合わせは、市観光振興課内の田辺観光協会事務局(0739・26・9929)へ。

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