和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

看護師と同居家族2人陽性 和歌山県橋本保健所管内

 和歌山県は4月30日、大阪市内の「第二大阪警察病院」に勤務している橋本保健所管内在住の看護師女性(20代)が新型コロナウイルスに感染。同居している無職の母(40代)と学生の妹(10代)も感染したと発表した。3人とも病状は安定している。

 看護師が勤務している病院で感染者が多数発生したことを受け、大阪市保健所が27日、看護師の検体を採取。その後、38度の発熱や倦怠(けんたい)感、ふらつきなどがあり、28日に県内の医療機関を受診した。

 29日になって大阪市保健所から県に陽性の連絡があり、橋本保健所が看護師を調査。別の病院に入院し、肺炎像を認めた。

 県は、看護師の濃厚接触者として同居家族5人を検査し、30日に2人の陽性を確認した。残り3人のうち2人は陰性。もう1人は結果がまだ判明していない。

 県内で感染が確認されたのは、累計で62人となった。看護師については、大阪市が厚生労働省に報告したため、県内感染者数には含めない。
公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ