和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

ホタル舞い初夏告げる 田辺市長野

飛び始めたゲンジボタル(12日午後8時ごろ、和歌山県田辺市長野で)=露光時間約1分
飛び始めたゲンジボタル(12日午後8時ごろ、和歌山県田辺市長野で)=露光時間約1分
 和歌山県紀南地方の水辺で、初夏の訪れを告げるホタルが舞い始めた。

 ホタルで地域づくりに取り組む田辺市長野では12日、長野小学校近くの左会津川やその支流で、午後7時40分ごろからゲンジボタル5、6匹が淡い光を明滅させながら飛び交った。

 地域づくり団体「長野郷明会」ホタル部会長の那須勝美さん(69)によると、天候にもよるが、25日ごろにピークを迎え、6月上旬まで飛び交うという。

■観賞会は中止

 長野地区では、長野郷明会などが毎年5月下旬に、隣の伏菟野地区では伏菟野みやご会と長野郷明会伏菟野支部が6月初旬にホタルの観賞会を開いているが、今年は新型コロナウイルスの影響でいずれも中止を決めた。

 長野郷明会の森貴之会長(50)は「新型コロナの影響で大変な状況だけれど、ホタルは今年も元気に飛んでくれた」と話している。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ