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中学校21校へ消毒液寄付 田辺納税貯蓄組合

林義久校長(右)に目録を手渡す多屋敦雄会長=2日、和歌山県田辺市神子浜1丁目で
林義久校長(右)に目録を手渡す多屋敦雄会長=2日、和歌山県田辺市神子浜1丁目で
 和歌山県田辺市上屋敷2丁目の田辺納税貯蓄組合連合会は、アルコール消毒液20リットル入り43缶を、田辺・西牟婁の中学校21校へ寄付した。

 連合会は毎年、田辺・西牟婁の中学生に「税に関する作文」を募集している。その縁もあり、地域の役に立ちたいと各教育委員会を通じ寄贈した。

 2日、田辺市神子浜1丁目の東陽中学校に連合会の多屋敦雄会長(64)と蛇原茂専務理事(68)が訪れた。田辺・西牟婁の中学校を代表して林義久校長(57)が、多屋会長から目録を受け取った。

 林校長は「学校が再開し、校内の消毒は欠かせないため、あればあるほどありがたい」と感謝を述べた。

 多屋会長は「税の作文でお世話になっており、コロナ禍で何かできないかと話し合って決めた。また学校現場で困っていることがあれば協力したい」と話した。

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