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梅酢エキスで酸っぱさ最上級 味覚糖と東農園がコラボ

20日から発売されるシゲキックス梅味
20日から発売されるシゲキックス梅味
 製菓大手のUHA味覚糖(大阪市)と、和歌山県みなべ町東本庄の東農園がタイアップした、紀州南高梅の梅酢エキスを使った新商品「シゲキックス梅味」が20日から、全国のコンビニやスーパーで発売される。

 創業が1834(天保5)年という東農園(東善章社長)は、梅干しを製造し、「五代庵」のブランド名で販売している。

 今回の新商品の包装には「五代庵監修梅味」の文が入り「和歌山県産南高梅の梅酢エキスを使用」といった説明も印刷されている。

 シゲキックスは、UHA味覚糖が1992年から発売しているロングセラー商品。刺激的な酸っぱさとハードな食感が特徴で、梅以外にもさまざまな味がある。

 UHA味覚糖によると、東農園から原料の選定、味づくり、パッケージに関して協力を得た。シゲキックスの特徴である酸っぱさを表現するため、親和性の高い梅酢エキスを使用。「酸味と梅の風味がマッチして、かむたびに深い梅の味わいが楽しめる」と、同社の広報担当者はPRしている。

 東農園の木村淳志部長(54)は「新型コロナ禍で全国的に消費が沈んでいる中、全国にこの商品が発売されることで、地域の活性化や梅産地のPRにつながればと思う。五代庵の名前も出て宣伝になりありがたい」と話している。

 内容量は20グラム。希望小売価格は100円。

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