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玄関にウツボの群れ エビとカニの水族館が緊急展示

急きょ、ピンチヒッターで投入されたウツボたち(26日、すさみ町江住で)
急きょ、ピンチヒッターで投入されたウツボたち(26日、すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住の「エビとカニの水族館」玄関にある幅3メートルの大型水槽(水量約3トン)に、ウツボの群れが登場した。猛暑の中、クーラーが故障したため、タカアシガニやオオカミウオなど冷水系の生き物のピンチヒッターとして、来館者を出迎えている。

 この水槽は、水族館に入場すると正面にあり、世界最大のカニであるタカアシガニやこわもてで「こわかわいい」と人気のオオカミウオなどがでんと構えていた。深い所や北の海に生息するためクーラーで水温を10度に管理していたが、8月14日朝にクーラーの故障に気付き、スタッフ総掛かりでクーラーが効いた水槽に移動させた。

 これら濃いキャラクターのピンチヒッターとして思い付いたのが、海のギャングといわれるウツボの仲間だった。この仲間は南方系が多く、クーラーがなくても生きていける。

 投入したのは、全長1・8メートルのニセゴイシウツボをはじめ、すさみ町で漁獲されるウツボ、サビウツボ、アミメウツボなど6種類約20匹。このほか、ネコザメや魚類のウミヘビの仲間モヨウモンガラドオシ、イセエビ、ゾウリエビなどが脇を固めている。

 平井厚志館長は「苦肉の策だったが好評を得ている。水中ポストもあり、もう少し生き物を増やしてすさみの海を再現したい。ウツボもこれからシーズンになるので、100匹ぐらい入れられたら」と話している。クーラーの修理はしばらくかかるという。

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