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豪州の生徒とオンラインで交流 神島高校1年生

オーストラリアの生徒とオンラインで会話を楽しむ生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
オーストラリアの生徒とオンラインで会話を楽しむ生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)1年F組の生徒20人は10月30日、姉妹校として提携しているオーストラリアの学校「TLSCタンビ・アンピ・キャンパス」とオンライン交流会をした。

 両校は2008年に姉妹校として提携を結び、互いの学校を行き来して交流している。今年は神島高が受け入れる予定だったが、新型コロナウイルスの影響により来年に延期となった。

 オンラインでの交流は初めての試みで、互いの文化や価値観の相違を受け入れ、学習している外国語を使う機会をつくることを目的としている。交流会は、F組40人が半数ずつに分かれて別々の日に取り組んだ。

 この日は、F組の20人とオーストラリアで日本語を選択している生徒10人が交流。両校の生徒を交ぜた5班をつくり、各班1台のタブレットを使ってテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」で会話を楽しんだ。

 神島高の生徒は、好きな映画やアーティスト、日本の食べ物など、事前に考えたことやその場で思い付いたことなどを簡単な英語で質問した。

 神島高の栗栖樹香さん(16)は「初めは緊張したけど、共通の話題もあったので楽しく交流できた」、古根川大輔君(15)は「今日の交流で、もっと英語を聞き取ったり話したりできるようになりたいと思った」と話した。
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