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真砂市長が出馬表明 来年4月の田辺市長選

真砂充敏氏
真砂充敏氏
 和歌山県田辺市の真砂充敏市長(63)が9日、任期満了に伴う市長選挙(来年4月18日告示、25日投開票)に、5選を目指して立候補する考えを明らかにした。市長選への出馬表明は真砂氏が初めて。

 市議会12月定例会で、安達幸治議員(無)の一般質問に答える形で明らかにした。

 真砂氏はこれまでの4期を振り返り、市町村合併後のまちの基盤整備や行財政改革を着実に実行してきたと説明。「市民の皆さまに引き続きかじ取り役としてお認めいただけるなら、まちの活力を生み出し、貴重で多様な地域資源を未来へと継承していく『持続可能なまちづくり』を進めたい」と決意を語った。

 答弁後の取材に真砂氏は、最も大きな行政課題として人口減少問題を挙げ「これまではハード整備を中心に取り組み、おおむね完了してきた。今後はその土台に立って、ソフト事業を盛り込んでいきたい」と話した。

 引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組む姿勢を強調。2023年度内の完成を目指している新庁舎整備についても、完成を見届ける責任があると述べた。

 真砂氏は1996年に旧中辺路町長に初当選。3期目の途中、新田辺市の発足に伴って行われた2005年5月の市長選では2人の対立候補を破って初当選し、現在4期目。

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