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梅に皮膚の老化予防効果 みなべ町が特許出願

南高梅
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 和歌山県みなべ町が和歌山工業高等専門学校(御坊市名田町)に委託していた研究で、梅のエキスに皮膚老化予防効果があることが分かったとして、町は3日、特許出願した。4日にあった町議会3月定例会で、小谷芳正町長が紹介した。

 町うめ課によると、2018年から同校に委託し、奥野祥治准教授らの研究で、昨年春ごろに結果が出た。その後、特許出願に向けた準備を進めてきたという。

 しわやたるみなど皮膚の老化は、皮膚の弾力や張りを保つ上で重要な成分であるコラーゲンの減少が原因。コラーゲンを分解促進するのがコラゲナーゼであるため、コラゲナーゼの活性を阻害することが皮膚の老化予防には有用となる。

 皮膚老化予防効果試験の結果では、梅干しのエキスがコラーゲンを分解するコラゲナーゼの働きを60~80%抑えたという。そこで、梅のエキスを皮膚老化予防剤として特許出願することにした。関連費を新年度予算に計上している。

 同課は「梅の美容効果の一つとして今回の結果が出たことはうれしい。特許が取得できることになれば、今後のPRにもつながるので期待したい」と話している。

 町はこれまでに、梅の機能性に関する特許として、胃に障害を及ぼす菌の運度能力を阻害する物質が含まれていることと、血糖値の上昇や肥満に関連づけられる酵素の働きを阻害する物質が含まれていることを見いだした2件で取得しているが、出願から登録までには、5年くらいかかっている。

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