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小学生ガイドが活躍 古座川町、クマノザクラを説明

満開のタイプ標本木の下でクマノザクラについて説明する高池小学校の児童=古座川町池野山で
満開のタイプ標本木の下でクマノザクラについて説明する高池小学校の児童=古座川町池野山で
 古座川町池野山にあるクマノザクラのタイプ標本木の前で10、11日、同町高池小学校の6年生11人が来訪者にクマノザクラの特徴や町の魅力を紹介するガイドをした。

 児童は、クマノザクラについて詳しい樹木医の矢倉寛之さん(39)=古座川町長追=から、クマノザクラの特徴などについて学んでこの日を迎えた。当初は16日と18日にガイドを予定していたが、開花が早まったことからこの日に変更した。

 児童は2、3人ずつ4班に分かれ、訪れた人たちに、野生種のクマノザクラは人間と同じで、個体によって色や大きさなどにそれぞれ特徴があると説明。タイプ木はクマノザクラを新種と特定する論文を発表する際、標本にされた世界で唯一の木であると述べた。最後に一枚岩、夜の星、秋の紅葉など、一人一人が町内のお薦めポイントを写真を見せながら紹介した。

 児童から説明を受けた来訪者は「上手にしゃべっていたと思う」「分かりやすかった」などと話していた。

 大畑眞校長によると、児童は昼休みや休憩時間だけでなく、自宅でも毎日練習をしてきたという。

 山本睦人君(12)は「この日のために準備万端に練習してきたので、クマノザクラの魅力を分かりやすく伝えることができたと思う」と話していた。

 同校は地域学習の一環で、町の花に指定されているクマノザクラについて学んでおり、これまで看板の製作や苗木の植栽などに取り組んでいる。18日には6年生が卒業記念で池野山公園にクマノザクラの苗木を2本植える予定。

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