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白良浜で毎週土、日に花火 8週連続で分散開催

今夏の分散開催が決まった白良浜の花火イベント(写真は2019年8月の白浜花火大会)
今夏の分散開催が決まった白良浜の花火イベント(写真は2019年8月の白浜花火大会)
 和歌山県白浜町の南紀白浜観光協会は、7~8月の日曜に8週連続で花火を打ち上げる。毎夏2回の花火イベントを開いていたが、新型コロナウイルスの感染予防のため、規模を縮小し、分散した。白浜温泉旅館協同組合も7~8月の土曜に「メッセージ花火」を打ち上げる予定で、毎週土、日に大輪が白良浜の夜空を彩る。


 毎夏2回の花火イベントは、7月30日の「白浜花火フェスティバル」(約2千発規模)と8月10日の「白浜花火大会」(約3千発規模)。2019年はそれぞれ8万9千人、13万人の来場があった。昨年はコロナ禍で中止した。

 観光協会の「SHIRAHAMA2021花火ラリー」は、7月11日~8月29日の毎週日曜に開催する。打ち上げ開始は午後8時から10~15分程度、約800発の花火が夜空を彩る。1回当たりの来場は3千人程度を見込んでいる。荒天中止。

 メッセージ花火は7月10日~8月28日の毎週土曜に開催する予定。打ち上げ開始は午後8時10分ごろ。メッセージの数によって打ち上げ数は変わる。

 観光協会が14日、今夏のイベントについて記者発表した。花火イベントの他に、浴衣でまち巡りを楽しむ「7☆7(ななばた)in南紀白浜」を7月1~31日に開催するが、例年8月下旬ごろに開催している熊野水軍埋蔵金探しは中止する。

 藤田正夫会長は「昨夏は全て中止したが、コロナ対策もノウハウをつかんできており、白浜に来ていただいた観光客に楽しんでもらえるイベントを企画していきたい。秋以降のイベントも検討を重ねたい」と話した。

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