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SGが大会新で優勝 龍神で開催の関西実業団駅伝

龍神行政局前をスタートする選手(14日、和歌山県田辺市龍神村西で)
龍神行政局前をスタートする選手(14日、和歌山県田辺市龍神村西で)
 和歌山県田辺市龍神村で14日、第64回関西実業団対抗駅伝競走大会(関西実業団陸上競技連盟主催)があり、3時間55分0秒の大会新記録を出したSGホールディングスが2年ぶりに優勝した。昨年に続いて新型コロナウイルス感染予防の観点から、開会式や閉会式は行わず無観客とし、沿道からの応援も自粛してもらった。


 来年の元日に群馬県である第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の予選会も兼ね、企業チームとクラブチーム合わせ12チームが出場。龍神行政局前をスタート、龍神体育館前をゴールに日高川沿いの7区間80・45キロでたすきをつないだ。

 SGは3区でトップに立ち、4区と6区では区間新の力走。2002年の第45回大会で大塚製薬が出した3時間56分58秒を2分近く縮める大会新記録でゴールした。2~5位の大塚製薬、住友電工、NTT西日本、大阪府警とともにニューイヤー駅伝の出場権を得た。

 総合成績と区間賞は次の通り。1チームは棄権。

 【総合成績】(1)SGホールディングス(3時間55分0秒)(2)大塚製薬(3時間57分8秒)(3)住友電工(3時間57分29秒)(4)NTT西日本(3時間57分44秒)(5)大阪府警(3時間58分46秒)(6)大阪ガス(3時間59分18秒)(7)NARA―Xアスリーツ(4時間23分46秒)(8)Kochi Ekiden Project(4時間26分19秒)(9)GRlab(4時間29分4秒)(10)DEEARS(4時間30分5秒)(11)大阪市役所(4時間46分48秒)

 【区間賞】1区12・6キロ=永信明人(大阪府警)38分0秒▽2区7・68キロ=アンティパス・キベット(SGホールディングス)22分18秒▽3区10・87キロ=野中優志(大阪ガス)30分26秒▽4区9・5キロ=千葉直輝(SGホールディングス)26分41秒▽5区16・0キロ=上門大祐(大塚製薬)47分22秒▽6区11・0キロ=鈴木塁人(SGホールディングス)32分12秒▽7区12・8キロ=川端千都(SGホールディングス)37分15秒

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