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澄んだ冬空彩る 和歌山県白浜で花火600発

白良浜で打ち上げられた花火(12日、和歌山県白浜町で)
白良浜で打ち上げられた花火(12日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町の白良浜で12日、打ち上げ花火のイベントがあり、約600発が冬の夜空を彩った。

 町と町内の観光、商工団体でつくる実行委員会が初めて開催したイベント「SHIRAHAMAウインター花火ラリー」。19、26日、来年1月9日にも開催する予定。各日とも午後8時10分から約10分間で約600発を打ち上げる。荒天や新型コロナウイルスの感染状況によって中止する可能性がある。予備日は1月16、23、30日。

 寒空の下、イルミネーションが設置されている白良浜には多くの見物客が訪れ、花火が上がると歓声を上げたり、拍手をしたりしていた。

 上富田町から家族4人で訪れていた40代男性は「冬の花火は、夏の花火とは違って空気が澄んでいてとてもきれいだった。子どもたちも喜んでくれ、寒さも吹き飛んだ」と喜んでいた。

 新型コロナの影響で8月28、29日に開催する予定だった二つの花火イベントが中止になったことを受け、町などが代替イベントとして今回のイベントを開催した。

 花火の打ち上げ前には井澗誠町長があいさつ。18日から有田―印南の高速道路が4車線になると紹介し「どんどん白浜へ来てください」と呼び掛けた。

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