第５０回和歌山県アンサンブルコンテスト（県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）がこのほど、和歌山市七番丁の和歌山城ホールであり、紀南では中学校の部で高雄が金賞に選ばれた。


　中学校、高校、職場一般の３部門に、地区予選を通過した計５４団体が出場した。中学校の部には２９団体が出場し、金賞１０団体、銀賞１１団体、銅賞８団体を決めた。

　高雄は、管楽器と打楽器で構成する管打八重奏で「夢への冒険」（福島弘和作曲）を披露した。メンバーは吹奏楽部２年生８人で、田中愛美さん、田中夏都さん、中林結来さん、前初音さん、大森光さん、桑原美優さん、眞田慈弥さん、岡本望緒さん。

　審査員からは「和音の響きが美しい」「各楽器のバランスが良い」などと評価されたという。

　出場メンバーで、部長の桑原さん（１４）は「本番は楽しく演奏することを心掛けた。金賞を受賞できてうれしい」と喜んだ。

　顧問の那須明教諭（５３）は「プレッシャーもあったと思うが、少ない練習時間でよく頑張ってくれた」と話した。

　コンテストでは各部門の金賞受賞団体から、２月１１日に奈良県である関西大会に出場する県代表を決めた。中学校の部では明和（和歌山市）、紀伊（同）が選ばれた。