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熊楠集めたカニの標本初公開 白浜の記念館

たんすの中にあったカニの標本
たんすの中にあったカニの標本
熊楠が集めたカニの標本などを展示している(和歌山県白浜町の南方熊楠記念館で)
熊楠が集めたカニの標本などを展示している(和歌山県白浜町の南方熊楠記念館で)
 南方熊楠記念館(和歌山県白浜町)は、熊楠が集めたカニの標本を並べた特別展を開いている。たんすに入れていたもので、初公開になる。記念館では「同じカニでも違いがある。子どもから大人まで楽しめるはず」と話している。

 熊楠は、たんすの2段にカニ43種計63点を入れていた。記念館は今回、南紀生物同好会の丸村真弘さんに同定してもらった。たんす自体は記念館で常設展示している。

 同定作業の結果、相模湾に生息するカニが多かったことから、熊楠が大学予備門(現在の東京大学)に在籍していた頃に採取、購入したものが多いと記念館はみている。ただ、まったく整理しておらず、三村宜敬学芸員は「研究というよりもコレクションという印象がある」と話す。

 「中国の蟹災害」や「出産と蟹」など、カニをテーマにした熊楠の論文も併せて紹介している。文章だけでなくカニのイラストも残っており、記念館は「カニはかなり好きな方だったのではないか」と評している。

 この特別展は4月10日まで。木曜休館。

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