和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

いよいよ春本番 白良浜の防砂ネット撤去

ネットを取り外していく町職員ら(16日、和歌山県白浜町の白良浜で)
ネットを取り外していく町職員ら(16日、和歌山県白浜町の白良浜で)
 和歌山県白浜町は16日、白良浜に設置していた防砂ネットを撤去した。粒子の細かい砂が冬の北風で飛散しないよう昨年11月に取り付けていたもので、白浜温泉街に春の訪れを告げる作業になっている。

 町職員らが長さ20~30メートルのネットを外し、砂浜に2メートル間隔で打ち込んでいた木のくい(長さ約1・5メートル)を抜いた。くいは深くて1メートルほど砂に埋まっていたという。

 汗ばむ陽気の中、作業に当たった町観光課の濱口大輝さん(28)は「新型コロナウイルスの感染状況は収まっていないが、少しずつ暖かくなってきた。感染対策を取った上で白浜へ遊びに来てもらえるといい」と話した。

 町は、江津良浜にも防砂ネットを設けており、4月に取り外す予定。

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