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「明るさ戻って」と店先にささ飾り 田辺市本宮町

店先に設けられたささ飾り(7日、和歌山県田辺市本宮町本宮で)
店先に設けられたささ飾り(7日、和歌山県田辺市本宮町本宮で)
 和歌山県田辺市の本宮町商工会は、七夕にちなむキャンペーン「熊野本宮ささまつり」を始めた。同市本宮町の約40の事業所が、ささ飾りを店先に置いている。来店客は、願い事を書いた短冊を飾れる。特産品が当たる抽選もある。14日まで。

 2010年に始めた企画。新型コロナウイルスの影響で、昨年と一昨年は実施しなかった。

 衣類や手作りの小物を扱う本宮町本宮の店舗「プチLove(ラブ)」は、6日にささ飾りを設置。買い物客が「コロナがはやくおさまりますように」と書いた短冊をつるしたという。店主の中川江津子さん(71)は「まち全体が活気づいて、より明るくなるようにと願いたい」と話した。

 抽選への応募は、30ほどの事業所でできる。買い物などをするともらえる応募券に、住所や氏名、連絡先を書く。10人に特産品、3人には湯の峰温泉の入浴券(オリジナルの手拭い付き)が当たる。

 願い事を書いた短冊は、キャンペーン終了後に熊野本宮大社で祈願してもらうという。問い合わせは本宮町商工会(0735・42・0269)へ。

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