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「Z世代」を古座川に 玉川大生が観光アイデア発表

「Z世代」を呼び込むアイデアを発表する学生ら(和歌山県古座川町月野瀬で)
「Z世代」を呼び込むアイデアを発表する学生ら(和歌山県古座川町月野瀬で)
 和歌山県古座川町と包括連携協定を結んでいる学校法人「玉川学園」(東京都)が運営する玉川大学観光学部の1年生が10日、地域活性化のアイデアを町や町観光協会の関係者にプレゼンテーションした。ターゲットとするのは、20代半ばぐらいまでの若者で生まれた時からデジタルが身近な「Z世代」。学生たちは同世代ならではの視点から、同町の魅力をアピールできる観光振興策を披露した。


 観光学部が本年度から始めた「古座川町 地域創生プロジェクト」という授業の一環で、1年生11人と教員らが6日から4泊5日の日程で来町。町や町観光協会などの協力で町内を視察したり、体験学習をしたりしながら町の現状や課題について考え、観光振興のアイデアを練っていた。

 プレゼンは同町月野瀬にある「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」のいろり館であり、学生たちは四つのグループに分かれて発表した。

 廃校施設の活用について考えたグループは、高齢化が進んでいる町の課題などについて説明した上で「若者であふれる活気ある町にしたい。若者たちが魅力的だと感じる場所をつくることが大切」などと指摘。廃校施設に宿泊しながら「国語(方言など)」「体育(川遊び)」「給食(ジビエ料理)」といった「学生体験」を提供するというアイデアを披露した。

 また、別のグループはVR(仮想現実)映像を活用した狩猟体験や地域通貨の導入、野生生物を探すことを目的としたツアー、同町小川にある景勝地「滝の拝」を彩るイルミネーションイベント、AR(拡張現実)という技術を活用したスタンプラリーといった取り組みを提案した。

 学生たちのプレゼンを聞いた町地域振興課の下村賢一課長は「若者らしく交流サイト(SNS)を使ったアンケートやVR、ARを使った解決策というのが印象に残った。良いヒントをもらったような気がするし、実現できるのではというものもいくつかあった。実現に向け、できるだけ努力したい。引き続きこのような機会を設けていただければ」と感謝。町観光協会の鈴木貴裕会長も「活用できる案は、ぜひ協会としても町と連携しながら実現できれば。このプロジェクトがこれからも続き、どんどん古座川を知ってくれるZ世代の若者が増えてくれたら」と期待していた。

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