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伸び伸び描いた27点展示 白浜でコスモスの郷アート展

パンダ、恐竜などを描いた新作20点を出品する湯川莉江さん(和歌山県白浜町で)
パンダ、恐竜などを描いた新作20点を出品する湯川莉江さん(和歌山県白浜町で)
 社会福祉法人白浜コスモス福祉会が運営する障害者通所施設「白浜コスモスの郷」は10月1、2の両日、和歌山県白浜町堅田にある白浜駅前コミュニティープラザでアート展を開く。施設を利用している湯川莉江さん(27)の作品など計27点を展示、販売する。時間は午前10時~午後5時。入場は無料。

 アート展は3回目。過去2回のアート展には、幅広い年齢の客が県外からも訪れ、好評だった。

 湯川さんは新作20点、旧作1点を出展。パンダ、ライオン、シマウマ、恐竜などを色鉛筆で伸び伸びと描いている。

 湯川さんは普段、清掃センターでのペットボトル分別や寺の清掃などの作業をしている。今回の新作は、新型コロナの感染拡大の影響で、自宅で作業をすることになった際、図鑑などを見ながら描いたという。

 白浜コスモスの郷では、湯川さんがこれまでに描いたライオンやネコなどの作品を印刷した絵はがきを作製しており、アート展でも販売する予定。

 白浜コスモスの郷の関係者は「利用者たちの芸術作品を通じて、障害者の社会参加や自立について知ってもらえる機会になれば」と来場を呼びかけている。

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