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Tシャツが白砂彩る 白良浜で6日までアート展

白良浜で展示されている516枚のTシャツ(3日、和歌山県白浜町で)
白良浜で展示されている516枚のTシャツ(3日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町の白良浜で3日、障害者らが描いた絵などを印刷したTシャツを、洗濯物を干すように展示する「白良浜deひらひらTシャツアート展」が始まった。6日まで。

 福祉や観光関係者らで組織する「しらひらバリアフリーアート実行委員会」が主催。Tシャツの製作に携わる障害者の安定した仕事や給与の確保につなげるのが目的。昨年秋に紀の国わかやま文化祭2021・白浜町障害者交流事業の一環で開催し、今回が2回目。

 動物や乗り物などの絵や写真が印刷されたTシャツを516枚並べている。会場には車いすやベビーカーで走行できるバリアフリービーチエリアを設置。砂浜用車いすの試乗もある。

 初日は会場で、ワークショップや青空マーケット、コンサートなどがあり、にぎわった。5日には楽団が午前11時から砂浜を練り歩き、午後1時から演奏をする予定。3~5日は午後8時までTシャツをライトアップする。最終日の6日は午後4時まで。

 実行委員会の小川麻美委員長は「今年のサブテーマは触れ合い、交流。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と呼びかけている。

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