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冬場も毎週打ち上げ花火 南紀白浜、イベント工夫し誘客へ 

白良浜で昨年12月に実施した花火(南紀白浜観光協会提供)
白良浜で昨年12月に実施した花火(南紀白浜観光協会提供)
 南紀白浜観光協会(和歌山県白浜町)は14日、冬のイベントを発表した。昨冬に続き、1~2月に白良浜で花火を打ち上げるほか、新企画としてイタリアやフランスの自動車が集まるイベントを開く。協会は「工夫を凝らしたイベントで観光客を誘致していきたい」と話している。

 協会によると、夏は多彩な催しがあり、例年にぎわっているが、秋から冬にかけて目玉になるイベントがなかったのが課題だった。県の報告書によると、昨年8月に白浜町を訪れた観光客は約32万5千人。一方、12月は約27万5千人で夏場に比べると少ない。

 花火は1月14日~2月4日の毎週土曜、白良浜で「SHIRAHAMAウインター花火ラリー」と題して開く。冬場に毎週花火を打ち上げるのは昨冬に続き2回目。昨冬は町や商工団体などでつくる実行委員会が主催したが、今回は協会が主催する。各日とも午後8時10分から約10分間で約600発を打ち上げる。

 新イベント「南紀白浜イタフラピクニック」は、11月20日午前9時~午後3時、南紀白浜空港旧滑走路である。イタリア車、フランス車の所有者による交流会をはじめ、キッチンカーや飲食・物販ブースも出て、車の所有者以外も楽しめるという。参加費は千円。チケットは、チケット販売サービス「Peatix(ピーティックス)」で扱っている。

 そのほか、全国の温泉をPRする2次元のキャラクター「温泉むすめ」の一人、白浜温泉の「白浜帆南美(ほなみ)」のカードラリーを2月28日まで実施している。町内の参加施設で食事や宿泊、買い物をすることで、オリジナルカードがもらえ、缶バッジなどと交換できる。商品の交換は白良浜近くの「まちなか総合案内所しらすな」で受け付けている。

 11月26日には同町の「シラハマキーテラス ホテルシーモア」で、温泉むすめの声優によるトークイベントがある。

 さらに、町内では町商工会青年部主催の電飾イベント「白良浜シーサイドイルミネーション」が12月1日~1月31日にある。時間は午後5時~10時。

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