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ウミウサギ貝展示 串本海中公園でお正月水槽

来年のえと「卯」にちなんだ生き物などを紹介している「お正月展示」。黒く写っているのがウミウサギ(28日、和歌山県串本町有田で)
来年のえと「卯」にちなんだ生き物などを紹介している「お正月展示」。黒く写っているのがウミウサギ(28日、和歌山県串本町有田で)
 和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館は28日、来年のえと「卯(う)」にちなんだ生き物などを紹介する「お正月展示2023」を始めた。名前にウサギが付くウミウサギ(ウミウサギガイ科)、めでたい紅白のエビなどを紹介している。1月15日まで。


 季節の行事などをテーマに中身を入れ替える「トピックス水槽」の取り組み。横約90センチ、高さ約60センチ、奥行き約50センチの水槽に鳥居などを置き、華やかな迎春ムードを演出。アカシマシラヒゲエビやハナミノカサゴ、ソラスズメダイなど7種22点を展示している。

 この水槽を担当している飼育員の中村公一さん(40)は「ソフトコーラルを食べるウミウサギは飼育が難しく、常設展示ができないが、黒い外套膜(がいとうまく)に星空のような模様があってダイバーに人気がある。潜らずに見ることができるので、ぜひこの機会に来場を」と呼びかけている。センターは年末年始も営業する。

 問い合わせは串本海中公園センター(0735・62・1122)へ。

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