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特色や地域連携を強化 新翔、新宮高が再編構想案

新宮高校(上)、新翔高校
新宮高校(上)、新翔高校
 和歌山県新宮市にある新宮、新翔の両高校は、2026年4月をめどとする再編整備に向けた構想案を公表した。専門知識を学んだり、高いレベルの大学進学に対応したりする両校の現在の特色をより発展させつつ、部活動や校舎を通じた地域とのつながりも深めたいとしている。


 構想案では「生徒・地域社会の期待に応えるALL IN ONE(オールインワン)の学校」を目標に設定。新宮にある普通科、新翔の総合学科に加えて「学際探究科」(仮称)を設け、文理の枠組みを超えた学びを目指す。定員の一部は全国から募集する。定時制、通信制(南紀高校新宮学級)は残すとしている。

 部活動は、地域の小中学生と一緒に活動する時間を設け、一体感を高める。既に一部の運動部では一緒に活動しており、取り組みを広げる形になる。試合や大会で勝つことではなく、体を動かすこと自体が目的の、いわゆる「ゆる部活」の設置も検討する。

 校舎の在り方については「一体感を重視」するとした一方、機能性や専門性を備えた設備は活用する。世代を超えた学びの場としたいとしている。

 両校は昨春以降、地域にある各小中学校の運営協議会や保護者、教職員らから意見を聞く会合を20回ほど開いてきた。再編については「新しい学校になるからには、よりよいものを」という前向きな意見が多かったという。構想案については、既に地域の小中学校の保護者にも配っている。

 再編整備について県教育委員会が22年3月にまとめた「原則と指針」では、両校について「1校への再編整備を検討する」と明記している。26年4月は、現在の小学6年生が高校へ入学する年。


■ 2月に説明会

 新宮、新翔の両校は2月11日午後1時から、新宮市下本町2丁目の市文化複合施設「丹鶴ホール」で、構想案に関する説明会を開く。事前申し込みは不要。

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