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「芸術に親しんで」 県立美術館が出張展示

和歌山県立近代美術館が始めた「おでかけ美術館」の作品を鑑賞する中学生(3日、和歌山県太地町で)
和歌山県立近代美術館が始めた「おでかけ美術館」の作品を鑑賞する中学生(3日、和歌山県太地町で)
 和歌山県立近代美術館(和歌山市)は、同館への来館が難しい地域の住民や子どもたちが和歌山ゆかりの芸術家の活動に触れる機会をつくりたいと、各地に出向いて展覧会を開く事業を始めた。その第1回として、太地町立石垣記念館で3日、水をテーマにした絵画を制作している坂井淑恵さん(53)=和歌山市=の作品展示を開始した。入場は無料。27日まで。

 「芸術に親しもう!おでかけ美術館」という出張美術館事業。文化・芸術に親しむ環境を整え、2021年度に開催が予定されている「紀の国わかやま文化祭2021」や「紀の国わかやま総文2021」への機運を盛り上げようと始めた。

 本年度は紀南地方での開催で、太地町太地にある石垣記念館を会場に、今夏に美術館で開かれた展示を再構成し、「水の中」と題して、坂井さんの油彩画6点を展示。作品は縦181・1センチ、横259・1センチなどの大きなサイズで、開会式に合わせて訪れていた太地中学校1年の水谷玲奈さん(12)は「近代美術館には行ったことがない。大きくて迫力があるし、筆遣いも分かって面白い」と興味深げだった。

 近代美術館では、20年度は紀中、21年度には紀北での開催を計画している。

 開館時間は午前9時~午後4時半。27日には坂井さんが参加するワークショップも予定している。

 問い合わせは県立近代美術館(073・436・8690)へ。

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