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カヌー日本代表に神島高校の吉田君

優勝して日本代表に選ばれた神島高校の吉田朋矢君(左)と、3位入賞の河野大和君(中央)・河野俐久君(右)の組
優勝して日本代表に選ばれた神島高校の吉田朋矢君(左)と、3位入賞の河野大和君(中央)・河野俐久君(右)の組
 日本カヌー連盟主催のカヌースプリント海外派遣選手選考会兼第33回府中湖カヌーレガッタが23~26日、香川県坂出市の府中湖であり、和歌山県立神島高校2年の吉田朋矢君がジュニア1000メートル男子カナディアンシングル(C―1)のU17(17歳以下)で優勝した。吉田君はU17の日本代表に選ばれた。


 吉田君が日本代表に選ばれたのは昨年に続いて2回目。昨年9月、スロバキアであった国際大会に出場した。今年は9月にポーランドである国際大会に出場する予定で「決勝に残れるよう頑張る」と抱負を語る。

■県勢も活躍

 神島高からは他に、ジュニア500メートル男子カナディアンペア(C―2)で、河野(かわの)大和君(2年)と河野(こうの)俐久君(1年)の組が3位に入賞した。2人は「もっと上を目指し、インターハイで優勝したい」と話している。

 シニア500メートル男子カヤックシングル(K―1)では、県教育センター学びの丘(田辺市新庄町)の宮田悠佑選手が5位で日本代表に入った。宮田選手はシニア200メートル男子K―1で6位入賞。

 田辺工業高校出身で自衛隊体育学校の冨塚晴之選手は、シニア500メートル男子K―1で7位に入賞した。

 神島高出身で武庫川女子大学3年の小林実央選手は、シニア200メートル女子C―1で優勝し、日本代表に選ばれた。シニア500メートル女子C―1は準優勝。

 ジュニア1000メートル男子C―1のU17では、田辺市新庄中学校出身で島根中央高校1年の谷地太陽君が4位に入賞した。

 ジュニア1000メートル男子K―1のU16(16歳以下)・U15(15歳以下)では、田辺中学校3年の笠松直顕君が予選を勝ち上がって決勝まで進み、9位だった。

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