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恋の争い、熱く 冬鳥マガモが和歌山の水辺に飛来、年明けにはカップル誕生

水しぶきを上げてけんかするマガモの雄。もう1羽は静観している(和歌山県田辺市新庄町で)
水しぶきを上げてけんかするマガモの雄。もう1羽は静観している(和歌山県田辺市新庄町で)
 冬鳥のマガモが河口付近やため池などの水辺に飛来、繁殖相手の雌を巡って争う雄の姿が見られている。日本野鳥の会県支部会員によると、争いは年末ごろまで続き、年明けにはペアができているという。

 マガモは全長60センチほど。羽を広げると80センチ前後になる。雄の頭部は黒いが、光の当たり方で緑色や青紫色に見えるためアオクビと呼ばれることもある。雌は地味な色をしている。

 和歌山県田辺市新庄町の新川河口にもマガモの群れが飛来している。雄はお辞儀のように頭を下げたり、胸を反らすような行為をしたりして雌に求愛する。数羽の雄が1羽の雌を巡って争いになることもあり、水しぶきを上げながら相手の雄を追い払うことがある。

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