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コロナ前の9割近くに回復 和歌山県内の年末年始の観光客

ライトアップされた大鳥居と熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)に参拝する初詣客=1日午前0時41分、和歌山県田辺市本宮町で
ライトアップされた大鳥居と熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)に参拝する初詣客=1日午前0時41分、和歌山県田辺市本宮町で
 和歌山県は、年末年始(昨年12月30日~今年1月3日)に県内主要観光地(7カ所)を訪れた観光客は前年度より9万1130人(7・8%)増え、125万7890人だったと発表した。コロナ禍で急減して以降、3年連続で増加し、19年度の87・6%まで回復した。


 コロナ禍前の19年度は143万6280人だったが、20年度に65万180人に落ち込み、その後回復基調にある。

 本年度の宿泊者は9万6610人で、前年度より1770人減った一方、日帰り客は9万2900人増え116万1280人となった。

 旧串本町は7カ所のうち唯一、前年度より減少し、総数が3260人少ない4万400人となった。ただ、19年度の4万70人は上回った。宿泊者は大型宿泊施設の改修に伴う利用制限などの影響で、前年度より1180人減り5900人。日帰り客も2080人少ない3万4500人だった。

 旧白浜町の総数は7万6100人で前年度より0・3%増え、19年度の93・1%に回復した。

 那智勝浦町も10万7700人で前年度より21・0%増、田辺市龍神村は1万1640人で23・8%増、同市本宮町は41万8590人で5・8%増えた。19年度比では那智勝浦町は68・9%、龍神村は75・4%、本宮町は84・1%で、今後さらに回復が期待される所もあった。

 和歌山市は前年度より9・3%多い58万4100人で19年度比93・7%、高野町は前年度より3・9%増の1万9360人で19年度比91・6%だった。

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