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ワクチン用冷凍庫、どこへ? コロナ特例接種が3月末終了、和歌山

コロナワクチン保管用の冷凍庫=和歌山県田辺市高雄1丁目で
コロナワクチン保管用の冷凍庫=和歌山県田辺市高雄1丁目で
 全額を公費負担している新型コロナウイルスのワクチン接種(特例臨時接種)が3月末に終わるため、ワクチン保管用に全国の自治体などに配備された冷凍庫が役目を終える。春は旅立ちの季節。和歌山県の紀南地方にある冷凍庫も4月から第二の人生をスタートする。

 厚生労働省はマイナス75度の超低温冷凍庫(ファイザー社ワクチン向け)とマイナス20度対応の低温冷凍庫(モデルナ社ワクチン向け)をワクチン接種を受け持つ全国の自治体に譲渡した。

 田辺市が受け取った冷凍庫は計8台。ワクチン接種を多く受け持つ市内の二つの医療機関に1台ずつ譲渡し、残る6台を市で活用していた。

 4月以降の使途について、市の担当課は庁内で有効活用できる部署がないかと投げかけたが、手を挙げる課は一つもなかった。そこで6台のうち5台を県立医大(和歌山市)に譲渡し、1台を廃棄する。当初に譲渡した2台はそのまま医療機関で使用してもらう。

 市の担当者は「用途が限られる上、新庁舎への移転で設置場所の問題もあって、市での活用は難しかった。医療機関に活躍の場があってよかった」と話している。

 西牟婁郡の自治体では、上富田町と白浜町は医療機関へ譲渡、すさみ町は担当課以外の部署が引き取ることが決まっている。

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