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無人島・鹿島で宝探し 5月3日の祭りに合わせ初開催、和歌山・みなべの鹿島神社

「鹿島で宝探し」の舞台となる鹿島(和歌山県みなべ町で)
「鹿島で宝探し」の舞台となる鹿島(和歌山県みなべ町で)
 和歌山県みなべ町沖の鹿島に祭られている鹿島神社の元宮で5月3日、明神祭が営まれる。鹿島神社は祭りに合わせ、子どもを対象にしたイベント「鹿島で宝探し」を初めて開く。

 鹿島は沖合約800メートルにある無人島。江戸時代の宝永4(1707)年と嘉永7(1854)年にあった地震による津波の際、鹿島の神が地区住民を守ったと伝えられ、神に感謝するために祭礼を営んでいるという。明神祭の式典は午前10時半からで、神事や巫女(みこ)の舞の奉納などがある。

 「鹿島で宝探し」は、地域の子どもたちに鹿島に渡ってもらい、祭りや地域の文化・歴史に触れてもらうことが目的。

 対象は幼児から小学生の100人で、当日先着順(予約不要)。

 時間は午前10時~午後2時で、島内に隠された「宝」を探す。「宝」を対岸の鹿島神社(みなべ町埴田)の社務所に持っていき、景品と交換する。鹿島神社前には出店も並ぶ。

 鹿島への船は午前10時~午後2時に埴田漁港から随時運航する。事前の予約は必要ない。運賃は往復で大人千円、小中学生500円、未就学児は無料。雨天や高波で船が出航できない場合は中止する。

 問い合わせは鹿島神社社務所(0739・72・4573)へ。

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