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切目王子前に公衆トイレ完成 熊野古道紀伊路

完成した切目王子の公衆トイレ(和歌山県印南町西ノ地で)
完成した切目王子の公衆トイレ(和歌山県印南町西ノ地で)
 熊野古道の王子の中でも格式が高い五体王子の一つ、和歌山県印南町西ノ地の切目王子前に公衆トイレが完成した。

 切目王子は檜皮(ひわだ)ぶき春日造りの社殿、幹回り4メートル、高さ16メートルと県内最大級のホルトノキがあり、熊野古道紀伊路の見どころとしても知られる。町によると、観光客数は年間2千人前後。

 町は、地元を代表する観光資源として発信し、観光客増加を目指している。トイレ整備はその一環で、事業費約2362万円。

 トイレは駐車場の一画に整備した。木造平屋(約30平方メートル)で、男女別のトイレ、人工肛門やぼうこうがんの人に対応した「オストメイト」を装備した車いす対応の多目的トイレがある。

 緑色の屋根など社殿をイメージさせる外観で景観に合わせている。町教育委員会は「トイレ整備で、切目王子を快適に訪れてもらえるのでは」と話している。

■完成記念し神楽鑑賞会 町体育センターで22日

 公衆トイレ完成記念として、町文化協会は22日午後0時半から、同町印南の町体育センターで、島根県石見地方の伝統芸能「石見神楽(いわみかぐら)」の鑑賞会を開く。石見神楽には、切目王子から伝わったとされる演目がある。

 前売り券は800円(中学生以下は無料)。町公民館(0738・42・1700)で販売している。

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