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例年より早くワサビの花咲く 田辺市本宮町

かわいらしい白い花を咲かせているワサビ(25日、和歌山県田辺市本宮町武住で)
かわいらしい白い花を咲かせているワサビ(25日、和歌山県田辺市本宮町武住で)
 和歌山県田辺市本宮町の地域住民でつくる「四村川活性化委員会」(久田里敏行会長)が本宮町武住に設けているワサビ田で、かわいらしい白い花が咲き始めた。

 活性化委員会は、熊野川の支流へと続く四村川に流れ込む武住谷川の清流を生かし、ワサビの栽培とアマゴの養殖に取り組んでいる。

 ワサビ田の広さは約150平方メートルで、印南町発祥の「真妻」などの4品種を栽培。今年は暖冬の影響で例年より早く、2月中旬から1センチほどの大きさの白い花を咲かせ始めたという。

■朝市で花茎販売

 活性化委員会は、本宮町渡瀬で毎週土曜の午前8時から開いている「よむら朝市」で、ワサビの花茎を季節限定で販売している。

 適度な大きさに切った花茎に熱湯を掛け、しょうゆなどに漬け込む食べ方などがあり、担当者は「武住の清流で育ったワサビを楽しんでいただきたい」と話している。

 問い合わせは、活性化委員会事務局の本宮行政局産業建設課(0735・42・0022)へ。

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