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見守り活動1日2回に 小中休校中に田辺青少年センター

大型店舗周辺で見守りをする田辺青少年センター職員や中学校教諭(和歌山県田辺市稲成町で)
大型店舗周辺で見守りをする田辺青少年センター職員や中学校教諭(和歌山県田辺市稲成町で)
新型コロナウイルスに関する相談窓口
新型コロナウイルスに関する相談窓口
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小中学校が臨時休校となっていることから、和歌山県の田辺青少年センター(撫養明美所長)は、児童生徒の見守り活動を1日2回している。臨時休校は24日までだが、春休み中も継続するという。

 市教育委員会は、児童生徒に対して原則自宅待機とし、不要不急の外出を控えるように呼び掛けている。

 同市と上富田町を管轄する田辺青少年センターは、普段学校がある時も下校時に見守り活動をして声掛けをしているが、春休みなどの長期休校時は午前と午後の2回実施している。

 今回は、小中学校が長期の臨時休校となり、春休みを待たずに見守りを2回することにしたという。交通安全に気を付けているかや、犯罪に巻き込まれる恐れがないかなど車や徒歩で子どもたちが集まりやすい所を中心に回っている。

 9日は田辺青少年センターの職員と中学校の教諭ら約10人が田辺市と上富田町内を巡回。同市稲成町の大型店舗周辺を手分けして回ったが、児童生徒の姿はほとんど見掛けなかった。

 撫養所長(64)は「今回は長い休みが続くことになった。児童生徒には体調面の管理を含めて安全に過ごしてほしい。そのために見守り活動は続けていく」と話している。

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