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モクズガニ1万匹放流 切目川漁協

容器から稚ガニを放流する(印南町島田で)
容器から稚ガニを放流する(印南町島田で)
モクズガニの稚ガニ
モクズガニの稚ガニ
 和歌山県印南町の切目川漁協(廣原敏弘組合長)は18日、町内を流れる切目川に、モクズガニの稚ガニおよそ1万匹を放流した。

 切目川では毎年、9月1日~12月31日にモクズガニ漁が解禁されている。

 稚ガニの放流は、漁獲量を増やすための取り組み。7年ほど前から取り組んでいるという。

 稚ガニは日高川漁協(日高川町松瀬)から購入したもので体長約3ミリ。

 この日は同町島田の名杭地区、同町宮ノ前、切目川ダム上流の上洞の計3カ所に放流した。

 名杭地区では浅瀬で、漁協関係者が稚ガニの入った発泡スチロールの箱を開けて放した。

 稚ガニはだいたい2、3年で取れる大きさまで成長するという。

 切目川漁協は「放流の影響もあってか、解禁時は漁をする人の姿も目立ち、大阪方面から訪れる人もいる。切目川の資源につながれば」と話している。

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