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トイレの防災授業に特別賞 強靭化大賞で田辺市の大坊小

昨年7月にあった防災授業で、災害配慮トイレの使い方を学ぶ児童(和歌山県田辺市芳養町で)
昨年7月にあった防災授業で、災害配慮トイレの使い方を学ぶ児童(和歌山県田辺市芳養町で)
 強靭(きょうじん)な国、地域、人、産業づくりに役立つ活動などに取り組んでいる企業や団体を表彰する「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」で、和歌山県田辺市芳養町の大坊小学校が準グランプリとなる特別賞「佐々木則夫賞」を受賞した。トイレの防災授業とジュニア・ボランティア育成活動が評価された。

 表彰は一般社団法人「レジリエンスジャパン推進協議会」主催。書類選考と委員審査を経て、グランプリや準グランプリなどの各賞を選んだ。

 大坊小では全国の小学校で初めて、災害時に少ない水量で洗浄できる災害配慮トイレが導入されている。

 昨年7月にあった、災害配慮トイレを開発した「LIXIL」の社員による防災授業では、児童がプールから水を運んだり、トイレの構造を学んだりして、断水時の災害配慮トイレの使い方を体験。10月には児童と地域住民で災害時のトイレ運営を話し合う防災訓練をした。

 大坊小の玉井朋子校長(60)は「児童がジュニア・ボランティアとして避難所運営に協力できる力を身に付けることを目指し、地域の人たちも協力して防災力を高めた取り組みが評価され、光栄で励みになる。災害時に実際に役立てられるよう、継続していければ」と話した。
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