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鮮やかに春の花 田辺駅前彩る

NPO花つぼみが設置した、JR紀伊田辺駅舎のプランター(30日、田辺市湊で)
NPO花つぼみが設置した、JR紀伊田辺駅舎のプランター(30日、田辺市湊で)
 NPO花つぼみ(古守一晶理事長)は、和歌山県田辺市湊のJR紀伊田辺駅の駅舎前に、チューリップなどを植えたプランター計28個を並べ、駅前を彩っている=写真。

 古守理事長(75)は「新型コロナウイルスの影響で大変な時期。春の明るい花で、見た人を少しでも元気づけられたら」と話している。

 同駅によると、花つぼみは昨年11月にも「ねんりんピック」に合わせて駅前に花を飾っており、駅の利用者らから好評だったという。再び古守理事長から申し出があり、道本隆文駅長(56)が快諾した。

 プランターには、花つぼみのメンバーが育てたチューリップやキンギョソウ、リナリアなどを植えている。花が咲き終わったプランターを交換しながら、しばらく置いておくという。

 道本駅長は「駅が華やいで見える。電車を利用する人以外にも見てもらいやすいと思う」と喜んでいる。

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