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親子で楽しんで NPOころんが工作キット販売

販売を始めた6種類の工作キット
販売を始めた6種類の工作キット
 紀南地方で障害児や発達の気になる子どもと家族の支援をしているNPO「ころん」(小川麻美理事長)は、手作りの工作キットの販売を始めた。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、「自宅で親子一緒に楽しんでもらえれば」と呼び掛けている。


 同NPOは月2回、田辺市中万呂の万呂コミュニティセンターなどで子どもたちの遊び場と工作教室「ころんすぺーす」を開いてきたが、新型コロナウイルスの影響で3月から休止している。

 そこで、工作教室の代わりに自宅で取り組めるものをと、職員が手作りして工作キットを販売することにした。

 用意したのは「ビュンビュンごま」など昔ながらのおもちゃや放課後等デイサービスなどで人気の6作品。各300円で、幼児から楽しめる簡単なものから小学校高学年向けの少し難しいものまでそろえた。

 いずれも子どもたちが無理なく楽しみながら集中して取り組めるように、30分以内で完成させられるものにしている。お父さんお母さんの準備の負担を軽くし、気軽に取り組んでもらえるように、自宅で準備するのははさみとのり程度で済むようにも工夫した。

 小川理事長は「新型コロナの影響がいつまで続くのか不安に感じたり、閉塞(へいそく)感で追い詰められたような気持ちになったりしがちだけれど、工作に集中することで一時でも不安な気持ちを忘れてもらえれば。家で長い時間を過ごすことが多いので、親子で一緒に手作りの楽しさを感じてください」と話している。

 購入方法や問い合わせは、平日の午前9時~午後5時半に、ころん(0739・81・2388)へ。

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