和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

ホッキョクグマに冷たい贈り物 「大暑」でアドベンチャーW

勢いよくプールに飛び込み、氷をくわえるホッキョクグマ(21日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
勢いよくプールに飛び込み、氷をくわえるホッキョクグマ(21日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは21日、雄のホッキョクグマ(6歳)に、好物を入れて固めた氷をプレゼントした。二十四節気の一つで、一年で最も暑い頃とされる「大暑」(今年は22日)にちなんで企画した。

 展示場に出てきたホッキョクグマは、勢いよくプールに飛び込み、リンゴや馬肉などが入った氷をくわえた後、おいしそうに頬張っていた。

 体重約280キロ、体長約2・5メートルで、元気に過ごしている。飼育スタッフの榎本真史さん(28)によると、好奇心旺盛で、ガラス越しに来場者が大きく手を振ると近寄っていくこともある。「これから暑い夏を迎えるが、体調などをしっかりケアし続けたい」と話した。

 このホッキョクグマは施設で2013年11月に生まれた。施設では、28歳の母親も暮らしている。

 気象庁によると、21日はアドベンチャーワールドそばの観測地点「南紀白浜」(南紀白浜空港)の気温が午前9時で29・4度に達した。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ