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「流行地での会食控えて」 感染者増加で和歌山県知事

和歌山県庁
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 和歌山県民が県外で会食をし、新型コロナウイルスに感染したケースが相次いでいる。仁坂吉伸知事は21日の定例記者会見で「流行している大阪府や首都圏などで会食や宴会を楽しむのは、しばらくは控えてほしい」と呼び掛けた。

 県内では新型コロナ感染者が再び増加しており、8日以降に32人の感染が確認された。このうち、家族や同僚から感染したとみられる濃厚接触者を除く多くが、大阪府や首都圏で会食をして感染したとみられるといい、仁坂知事は「感染リスクは高いと思うべきだ」と話した。

 一方、県外での仕事や通学、買い物など、会食以外については「保健行政で爆発を防ぐ対応はできているので、県外との往来を全部やめるよう言う必要はない。経済や生活が成り立たず、別の悲劇が発生する可能性があるので、慎重にしたい」と話した。

 県外からの受け入れについても自粛を求めない。県は大阪府など近隣府県で、1日当たり40人以上の新規感染が複数日あった場合、県外からの受け入れ自粛強化などを実施すると決めている。現状は、この基準に該当するが、仁坂知事は「県内の宿泊施設や販売所などで安全対策が確保されている」などとして、自粛の対象にしない考えを示した。

 22日から始まった政府の「Go To トラベル」事業については「人の往来は新型コロナの流行を助長する」という一方で、感染リスクが高い行動を控え、保健医療行政も積極的に対応した上で、受け入れることが必要だとし「そうしないと、観光などの国民生活が破壊されて困ってしまうことになる。皆で頑張ろう」と呼び掛けた。

■「命も経済も両方大事」 白良浜の海開きで

 毎年多くの海水浴客が訪れる白良浜(白浜町)が23日に海開きすることについても、町が感染防止対策を取っているとした上で「白浜が生きていくためには、お客さんに来てもらわないといけない。命も経済も大事で、両方とも何とかしたい。一人や二人感染者が出ることを、すごいリスクと考えて、すべての行動原理にするのはやめた方がいい」と話した。

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