和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

18~20日に女子硬式野球全国大学選手権 田辺と上富田で

 全国大学女子硬式野球連盟は18~20日、和歌山県田辺市と上富田町で、第10回全国大学選手権記念大会を開く。紀伊民報後援。全国の8チームが参加し、大学日本一を決める。県内で開くのは初めて。21、22日には大学女子硬式野球のオープン大会もある。いずれも観覧は無料だが、入場者が多数の場合は制限する。

 大学女子硬式野球の頂点を決める大会で、昨年までは愛知県内で開かれていた。今回は田辺市と周辺5町などで構成する「南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会」が誘致した。会場は、田辺スポーツパーク野球場(田辺市上の山1丁目)と、上富田スポーツセンター野球場(上富田町朝来)。

 参加チームは、尚美学園大(埼玉県)、平成国際大(同)、日本大学国際関係学部(静岡県)、至学館大(愛知県)、桃山学院教育大(大阪府)、大阪体育大(同)、環太平洋大(岡山県)、札幌国際大(北海道)・神戸医療福祉大(兵庫県)・折尾愛真短期大(福岡県)合同チーム。10大学で約250人が訪れる。

 18、19日は参加8チームを2グループに分けて予選リーグ、20日は上位4チームで決勝トーナメントがある。21、22日は田辺スポーツパークで、Bチームの選手らが出場するオープン大会がある。

 南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会事務局の県西牟婁振興局は「熱心な誘致活動と、スポーツ施設が充実していることが決め手になった。来年以降もこの大会が定着するよう働き掛けたい」と話している。

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