印南で突風、ハウス19棟全壊
和歌山地方気象台によると20日午前10時ごろ、和歌山県印南町印南で、突風が発生した。県によると、スターチスやミニトマトを栽培しているビニールハウス62棟が被害に遭い、うち19棟が全壊。被害総額は推計で4334万2千円に上るという。
気象台の調査で風速は推定40メートル。竜巻の可能性があるという。突風発生時は活発な積乱雲が付近を通過中。被害や痕跡が帯状に分布していた。
20日から21日にかけて、発生場所のビニールハウスなどでは、農家らが周辺の被害について情報交換をしながら、後片付けに追われた。
スターチスを栽培している60代農業男性方では、ビニールハウスの骨組みが押しつぶされるような被害を受けた。ビニールも大きく破れた。
特に被害が大きかった棟は復旧が年内で間に合わず、スターチスの出荷最盛期となる来年3月の彼岸の収穫は諦めざるを得ないという。男性は「スターチスは雨に当たると出荷できないので、現在咲いている花も商品にはできない」と話した。
気象台の調査で風速は推定40メートル。竜巻の可能性があるという。突風発生時は活発な積乱雲が付近を通過中。被害や痕跡が帯状に分布していた。
20日から21日にかけて、発生場所のビニールハウスなどでは、農家らが周辺の被害について情報交換をしながら、後片付けに追われた。
スターチスを栽培している60代農業男性方では、ビニールハウスの骨組みが押しつぶされるような被害を受けた。ビニールも大きく破れた。
特に被害が大きかった棟は復旧が年内で間に合わず、スターチスの出荷最盛期となる来年3月の彼岸の収穫は諦めざるを得ないという。男性は「スターチスは雨に当たると出荷できないので、現在咲いている花も商品にはできない」と話した。