和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年05月15日(土)

立川選手がJ1湘南へ 白浜出身、J3長野から移籍

AC長野パルセイロの合宿で練習に励む立川小太郎選手(2019年2月、和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンターで)
AC長野パルセイロの合宿で練習に励む立川小太郎選手(2019年2月、和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンターで)
 和歌山県白浜町日置出身で、サッカーJ3のAC長野パルセイロで2年間活動していたゴールキーパー(GK)の立川小太郎選手(24)が、J1の湘南ベルマーレへ移籍することが分かった。田辺・西牟婁出身の選手がJ1のチームに所属するのは初めて。「伝統があるクラブでプレーできることに喜びを感じて、常にチャレンジ精神を忘れずチームのために全身全霊をかけて闘います」とコメントしている。


 立川選手は富田サッカースポーツ少年団(SSS)、富田中学校、初芝橋本高校、大阪体育大学を経て、2019年に長野パルセイロに入団した。身長188センチ。セービングやハイボールの処理を得意としている。

 1年目のリーグ戦は5試合の出場だったが、2年目の20年はJ2昇格が懸かったシーズン終盤の5試合に連続でスタメン出場するなど、計8試合に出場した。

 20年のシーズンで長野はJ3の3位となり、惜しくも昇格を逃した。だが、立川選手の活躍が湘南の目に留まった。湘南は6勝19敗9分でJ118チーム中、最下位。J2への降格はなかったが、来季のJ1残留に向けて戦力アップを図っている。20年12月30日、長野、湘南の両チームが立川選手の移籍を発表した。

 立川選手は19年2月、プロ入りが決まったばかりの大阪体育大4年の時に長野パルセイロの合宿で上富田町を訪れた。その際に「J1でプレーするのが現段階の目標」と話していた。プロ3年目で初のJ1挑戦となる。

 立川選手の「躍進」に、地元のサッカー関係者は喜んでいる。富田SSSの廣畑信生代表(49)は「小学生の時から強気でミスを恐れず、果敢に攻めるタイプのGK。J3からJ1はすごい挑戦。地元の子どもたちの励みになる。ぜひとも頑張ってほしい」と、エールを送っている。

■ J3讃岐で活躍 紀南出身の松本選手

 紀南地方出身のJリーガーでは立川選手のほか、J3のカマタマーレ讃岐に所属するプロ1年目の松本直也選手(23)が活躍した。

 松本選手は南紀ジュニアサッカークラブ(田辺市)、カナリーニョFCリオ(田辺・西牟婁)でプレーし、中央学院高校(千葉)、東海学園大学(愛知)を経て2020年に讃岐へ入団した。ポジションはディフェンダー。

 20年シーズンは全34試合中、18試合に出場。讃岐と来季の契約も結んだ。