和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年01月20日(水)

駅前通りは1日1132人 田辺市街地の通行量調査

景観整備が完了した駅前通り。角地(写真左)には市街地活性化施設がオープンしている=和歌山県田辺市湊で
景観整備が完了した駅前通り。角地(写真左)には市街地活性化施設がオープンしている=和歌山県田辺市湊で
 和歌山県田辺市などが昨年11月、中心市街地5カ所で1日の歩行者・自転車の通行量を調べたところ、計3875人だった。新型コロナウイルス禍の影響が心配される中での調査だったが、前年(4191人)の約8%減にとどまった。最も多かった駅前通りの通行量は1132人だった。

 調査は市と田辺商工会議所が毎年実施。2018年までは7月下旬か8月上旬の日曜に調査していたが、19年からは11月に日程をずらしている。昨年は11月中旬の土曜に1日間(午前9時~午後5時)、銀座通り、海蔵寺通り、湊本通り、駅前通り、東本町通りで調べた。

 昨年は、市が約3年間かけて中心市街地で取り組んだ「景観まちづくり刷新事業」が完了。駅前商店街では電柱がなくなり、アーケードが小型の屋根(シェード)に替わるなど、景観が一新された。商店街角地には、市街地活性化施設「タナベエンプラス」がオープンしている。

 市商工振興課によると、駅前商店街の19年度の空き店舗率は11・5%。10年度の27・4%から大きく改善している。「景観刷新事業で街並みが美しくなり、ここ1年間でも新規出店があるなど、注目度はある」という。

 駅前通り以外の地点別の通行量は、銀座通り989人、海蔵寺通り599人、湊本通り447人、東本町通り708人。湊本通り以外は前年を下回った。

 同課の担当者は「コロナ禍で厳しい状況だが、各商店街や店舗の努力を後押しできるよう、支援を継続していきたい」と話している。