中学生が商品開発に挑戦 職業体験で地域課題学ぶ
和歌山県田辺市の上芳養中学校2年生13人は地元の企業で職業体験をした。3日間かけて農業会社「日向屋」、ジビエの処理施設「ひなたの杜(もり)」、レストラン「キャラバンサライ」の3事業所を回り、働く意義や地域課題を学んだ。
26日には、日向屋で4人が商品開発に挑戦した。甘夏やハッサクをジャムやゼリー、シロップ漬け、ジュースに加工し、販売する過程やラベルのデザインを学び、実際に商品案を考えた。開発した商品は今後、日向屋の商品として販売される。
日向屋の岡本和宜代表は「甘夏やハッサクは需要が減っており、傷物を売るには加工をして付加価値を上げる必要がある」と説明。その上で「生産者目線で味、値段が良いだけでなく、消費者目線で商品のおいしい食べ方を紹介する必要がある」と伝えた。
デザインでは、日向屋の商品デザインを担当するデザイナー竹林陽子さんが商品の雰囲気を分かってもらうために配色、書体を考えなければならず、日向屋の商品だというのが一目に分かるデザインがパッケージに欠かせないと強調した。
竹林さんは生徒にデザインの参考にするため開発商品に名前をつけること、キャッチコピーを考えることを「宿題」として出した。
ジャムを発案した中谷愛美さんは「上芳養の中でもさまざまな仕事があるんだなと感じた。キャッチコピーや名前、デザインなど商品開発は難しい。いろいろな人の手に取ってもらえる商品にしたい」と話した。
26日には、日向屋で4人が商品開発に挑戦した。甘夏やハッサクをジャムやゼリー、シロップ漬け、ジュースに加工し、販売する過程やラベルのデザインを学び、実際に商品案を考えた。開発した商品は今後、日向屋の商品として販売される。
日向屋の岡本和宜代表は「甘夏やハッサクは需要が減っており、傷物を売るには加工をして付加価値を上げる必要がある」と説明。その上で「生産者目線で味、値段が良いだけでなく、消費者目線で商品のおいしい食べ方を紹介する必要がある」と伝えた。
デザインでは、日向屋の商品デザインを担当するデザイナー竹林陽子さんが商品の雰囲気を分かってもらうために配色、書体を考えなければならず、日向屋の商品だというのが一目に分かるデザインがパッケージに欠かせないと強調した。
竹林さんは生徒にデザインの参考にするため開発商品に名前をつけること、キャッチコピーを考えることを「宿題」として出した。
ジャムを発案した中谷愛美さんは「上芳養の中でもさまざまな仕事があるんだなと感じた。キャッチコピーや名前、デザインなど商品開発は難しい。いろいろな人の手に取ってもらえる商品にしたい」と話した。