和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月22日(水)

キャッシュカードで買い物OK JA紀州の移動スーパー

「とくし丸」に導入される、キャッシュカードで現金引き出しや買い物ができる端末
「とくし丸」に導入される、キャッシュカードで現金引き出しや買い物ができる端末
移動スーパー「とくし丸」。8月2日からキャッシュカードで出金したり、買い物したりできるようになる
移動スーパー「とくし丸」。8月2日からキャッシュカードで出金したり、買い物したりできるようになる
 和歌山県御坊・日高地方などで移動スーパー「とくし丸」を運営しているJA紀州(本所・御坊市湯川町)は8月2日から、とくし丸で事前の申し込みなしでキャッシュカードを使って出金したり、買い物したりできるサービスを開始する。全国で展開するとくし丸の中でも初めての取り組み。

 徳島市にある企業が運営するとくし丸は、全国各地にあるスーパーなどと提携。冷凍庫や冷蔵庫を荷台に備えた軽トラックで、買い物に不便を感じている世帯の多い地域を巡回している。同JAでは2015年9月に美浜町や御坊市でスタート。16年5月からみなべ町でも始まり、現在1~8号車が、御坊・日高の全市町と田辺市龍神村に巡回コースを設けている。

 今回のサービスが始まると、同JAの口座のキャッシュカードを使い1万円単位で最大5万円まで出金できるようになる。端末にカードを通して暗証番号を入力し、販売ドライバーからその金額を受け取る。買い物する場合はキャッシュカードがデビッドカードとなり、カードを通すと即時に代金が口座から引き落とされる。

 同JAでは2年前からとくし丸で、キャッシュカードで出金できるサービスを導入してきたが、事前に申し込みが必要なこと、手数料が必要なことから利用が少なかった。

 このサービスを周知するチラシを配布し、利用を呼び掛ける。サービスを使えるのは、とくし丸の利用者のみ。同JA担当課は「端末の利用は販売ドライバーがサポートするので、口座があれば気軽に利用してほしい」と話している。

 管内のとくし丸のうち、印南町印南、みなべ町岩代地域などを巡回している8号車は端末導入が遅れており、サービスの開始が遅れる。